VS CodeでCopilotチャットをメインサイドバーに移動する方法
問題の説明
Visual Studio Code(VS Code)のアップデート後、GitHub Copilotのチャットインターフェースが右側の「二次サイドバー」に移動することがあります。多くのユーザーが次の問題を報告しています:
- Copilotチャットが主要な作業スペースから離れた場所に表示され、使い勝手が低下
- 設定メニューに移動オプションが見つからない
- 旧バージョンに戻しても問題が解決しない
この位置変更により、コード編集中に右側と左側を頻繁に見直す必要が生じ、作業効率が低下します。
解決方法:ドラッグ&ドロップによる移動
Copilotチャットを左メインサイドバーに戻すには、VS Codeのドラックアンドドロップ機能を使用します。公式ドキュメントで確認されている標準手順です。
ステップバイステップ手順
- VS CodeでCopilotチャットを開く
- 右サイドバー上部のCopilotアイコン(🤖)にマウスを合わせる
- アイコンをクリックしたまま、左側のメインサイドバーエリアまでドラッグ
- メインサイドバーのアイコン列に紫色のハイライトが表示されたらドロップ
操作のコツ
- ドラッグ中にShiftキーを押すとスムーズに移動します
- メインサイドバーのアイコンの順序は自由に変更可能(他のアイコン同士でドラッグして調整)
操作後の状態
成功すると:
- Copilotアイコンが左サイドバーに移動
- チャット画面もメインタブ領域に統合される
- 以前と同じワークフローでCopilotを使用可能
注意点とトラブルシューティング
注意事項
- この機能はVS Code 1.85以降でサポート
- Copilot拡張機能が最新版(2024.11以降)であることを確認
- 一部テーマではハイライト表示がわかりにくい場合あり
解決しない場合の確認事項:
- VS Codeを再起動
- Copilot拡張を再インストール
- 設定ファイル削除(
settings.json
リセット)
json
// 設定リセット方法
1. Ctrl+Shift+P -> "Settings: Open Settings (JSON)"
2. ファイル全内容を削除し保存
3. VS Code再起動
代替方法:設定ファイルで強制移動(上級者向け)
UI操作が機能しない場合、設定ファイルで直接指定可能です:
settings.json
を開く(Ctrl+Shift+P → "settings json" 検索)- 次の設定を追加:
json
{
"workbench.panel.defaultLocation": "left",
"workbench.view.align": "left"
}
まとめ
VS Codeのサイドバーレイアウトは柔軟にカスタマイズ可能です。Copilotチャットが右側に移動してしまった場合でも、簡単なドラッグ&ドロップ操作でメインサイドバーに戻せます。この機能を使いこなすことで、開発環境の生産性を最大限に高めましょう。